こんにちは。
二階堂CMガチ勢のはせをです。
突然ですが大分むぎ焼酎二階堂のCMをご存知でしょうか?
このCMはノスタルジックな映像、詩的な言葉、感情をくすぐる様な音楽等によって制作されていて、商業CMでありながら映像芸術のようなクオリティで他とは一線を画し、私はテレビをつけている時に二階堂のCMが流れると思わず手を止めて見入ってしまいます。
ファンも多いようで、二階堂CMファンクラブなるサイトもあるようです。
現在までに41個制作されており、そのどれもが素晴らしい作品なのですが、その中でも個人的に好きな10作をTOP10形式にしてみました。
今回はTOP10からTOP6までを紹介します。
この記事をきっかけに二階堂CMファンの方と意見を共有したり、新たにこのCMの魅力に気がついていただける方がいれば幸いです。
第10位 2003年「遠い憧れ」篇
昔は自分でもうまく理解できなかった自分自身の想い、それが年を経て理解できるようになることもある。
少年は自らの憧れに対する想いに戸惑っていたのだろうか。
それが理解できていたならば、まったく違う人生を歩んでいたかもしれない。
今になって気がついた、遠い憧れ。
このCMを見て、そんなことを思った。
第9位 2007年「文字のかけら」篇
人の想いはイエスとノー、白か黒かのような二元的なものではなくその間は濃いグレーから薄いグレーまで無限のグラデーションが広がっていて、むしろ純粋な白や黒の方が稀である。
しかし、人はいつの時代もそのどちらかの答えを求めようとする…。
第8位 2011年「ふりかえると明日」篇
人は多くの苦い想いや切ない想いを抱えて生きている。
私なんかはできるなら人生を小学生ぐらいからやり直したいし、タイムマシンの発明を心待ちにしているような未練がましい人間である。
しかし、このCMは目を閉じるだけで十分だと言っている。そうした想いと共に生きていくからこそ、人生は濃厚なのかもしれない。やり直しをした人生は案外空っぽなのかも。そんなことを考えさせてくれる作品だ。
第7位 2012年「昭和の母」篇
母親に焦点を当てた内容。
長い時間共に過ごした人でさえ、時が経てばその記憶は薄れて行く。
時の流れは新たな出会いを与えてくれると同時に、過去の想い出を奪って行く残酷な存在でもある。
最後の「大分むぎ焼酎二階堂」のフレーズの後に、時計のぜんまいを巻く音が心地良い余韻を誘う。
第6位 2005年「砂丘の図書館」篇
夢は時に人に希望を与え、時に絶望の淵に突き落とす。
それはさながら蜃気楼のようでもある。
「人生に、答えは必要ですか」
もしかしたら人生に意味を求め過ぎているかもしれない。そんなことを考えた。
いかがでしたか?どれも味のあるCMばかりで、いろいろと考えさせられてしまいました。
次は後半、5位から1位までを紹介しますので次回も是非ご覧ください!
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